よっくんうちゅうのたび

一人息子の“よっくん”(6歳)は高機能自閉症と注意欠陥多動性障害を抱えています。

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このたび、無事に卒園を迎えることができました。

春一番の風が舞う中、この春らしい陽気が余計に切なさを感じさせてくれます。

式典では一人ひとりに証書を渡したり、長時間厳かな雰囲気が漂う状況と、陽気の変化などで、よっくんのソワソワじっとしていられない様子が目立ちました。

側にいる先生に何度も声を掛けてもらいながら、なんとか無事に乗り切ることができました。

これまで、私はよっくんに対してずっと厳しい視点で接してきました。

親として、それはこれからも変わることはありません。

しかし、“まだまだこれから色んな訓練をしていけばいいんだ”と、優しい気持ちで見守ることができるようにもなりました。

よっくんは家に帰ってきてから、「今日は上手にできなかった。ドキドキしてふざけたりしちゃったから、ビデオに写ってたらやだな・・・」とそんな心境も話してくれました。

自分を客観視することもあるよっくんの成長はすごいなと感じます。

謝恩会では、代表で先生に花束を贈呈しましたが、先生が感極まっている様子によっくんも号泣してしまいました。

他の園児の中にも泣く子がいて、ようやく別れを実感することができたのかもしれません。

私が、悲しいね・・・と声をかけると、“かなしいんじゃなくてさみしいんだよ”と言っていました。

何でもちゃんと分かっているんだなと、頼もしさも感じました。

卒園を迎え寂しさもいっぱいありましたが、よっくんの色んな姿を見ていると、成長の嬉しさのほうが大きい一日でした。

何より、3年間ずーっと気を張って幼稚園に送り出していたので、安堵の気持ちも強くあります。

本当によく頑張ったな~と、自分自身とよっくんのことを褒めてあげたい達成感も味わうことができました。

もちろん、これで十分ということはありませんし、感傷に浸る時間もなく歩みは続いていくわけですが・・・

この3年間が今後の私達の長い人生にとって大きな支えとなってくれるであろうと、そんな一つの節目を大事に思います。

この幼稚園で3年間を過ごすことができて本当に良かったと思います。

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よっくん、卒園おめでとう!




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幼稚園生活最後の大きな“チャレンジ”真っ最中のよっくんです。

ママは(私の事です)、3年間お弁当を作り続けた日々から少しだけ開放されております。

あの、超偏食星人のよっくんが・・・なんとお給食を食べているのです。

とりあえず2月だけのチャレンジなので、週2回の計7回ぐらいしかないのですが・・・

よっくんとしては、かなりハードルの高いチャレンジです。

食べていると言っても、もちろん給食の内容によります。


基本的に家でもお弁当でも外食でも、白米やふりかけさえあれば良いと言う感覚なので、おかずを欲することはありません。

よっくんにとっては“食事”は楽しみにするようなものではなく、空腹を満たすために仕方なく食べなければならないと言う感じなのかもしれません。

食事の内容も、時間や場所でパターン化しています。

それでもグルメな舌をお持ちなので、味や食感などには敏感です。

主人の実家ではガス釜でご飯を炊いているので、よっくんはおばあちゃんのおむすびが大好きです。


でも考えてみれば、これだけいろいろな物を食べるのは人間ぐらいではないでしょうか。

リスがくるみやどんぐりなどの木の実を食べて生きているのと同じ様によっくんを見れば、悪いことではないような気さえします(苦笑)

背もしっかり伸びていますし、(多動により)体も十分に鍛えられています、滅多に風邪を引かないよっくんです。

食べることに贅沢のないよっくんにとって、牛乳とご飯と少しの食物だけで十分なのであれば、それも仕方ないと思えるのです。


年々食べれるものが少なくなっていくよっくんにとって、やはり得体の知れない給食(仕出し弁当)を無理に食べなければいけないのは苦痛でしかないようです。

最初のうちはご褒美の為に、勢いでおかずを口に放り込んではテンションを上げていたようですが・・・

最近では給食の前夜には、布団の中で泣き出してしまいます。

給食にチャレンジしていることで満足しているのは、親や先生だけなのかもしれません。

食べ物に対する感覚もこれだけ人と違うわけですから、やはり私達には分からないものを抱えているんだろうなと常々感じるのです。




幼稚園で面談がありました。

2学期からはまた随分落ち着いているとのことで、最近はお友達が手伝ったり声を掛けたりすることもなく、先生も含め周囲が何か対応することもないそうです。

ただ、やはり年長さんになって“人の話を聞く時間”が長くなったことで姿勢が持続しない場面があり、その都度指示をし直すことはあるそうです。

指示をし直すとしばらくは姿勢が保てるそうですが、またしばらくすると・・・

と言った感じで、訓練と言う意味でもその場面において繰り返し指導しているとの話でした。

幼稚園では読み聞かせなどで床に座ることも多く在るのですが、

姿勢が保てない=寝転ぶことがある、また立ち上がって少しウロウロしてしまうことがあるとのことで、やはりその二つの不適切な行動は許さないで欲しいことと、本人が従える別の指示を出すなどして欲しいと言うことをお伝えしました。

基本的に、どんな場合においてもよっくんへの指導内容は家でも外でも一環しています。

“不適切な行動はさせない、適切な行動を指示する。(本人が従える指示内容・指示方法で)”と言うことです。

しかしよっくんにも自尊心や、自分だけ違うことをさせられるのは嫌だという気持ちの成長もあるので、幼稚園ではその辺の配慮が難しいようですが、最終的には大人の出された指示に従ってもらえるような流れがいつでも必要です。

よっくん自身がみんなと違うことを指示されるのが嫌ならば、では集団においてのルールをしっかり認識してもらうことが大事なわけです。



いづれにしても、私達は幼稚園に感謝の気持ちでいっぱいです。

よっくんの成長や特性や能力を認めてくださることで、私達家族は自信を持たせていただいています。

担任の先生にも「小学校は普通級になさらないのですか?よっくんなら十分にやっていける力はありますよ。」

とおっしゃっていただけたのですが・・・

よっくんの成長も3年間かけてようやくここに至ったわけで、これまでの相当の苦労があったことを考えると、いま目の前の成長だけで判断はできません。

小学校では学習と友達関係が大きく関わってきます。

集団の中で好ましい行動が取れただけでは、その2つは解決されません。

それに感覚過敏による不調も、春夏秋冬の中でまた繰り返し起こるはずです。

いろんなことを何度考え直しても、やはり小学校は静岡の発達障がい児の為の支援級制度に思いを託すしかないのです。


いよいよ季節も寒さの時期に入りました。

暖かくなる頃には色んなことが大きく動き出すのだな~と考えると、それまでの時間をもっともっと大切にしなくてはいけないなと感じます。







昨日は幼稚園で“おいもほり遠足”がありました。

年少さんは保護者が付き添いますが、年中・年長さんは自分達の力で体験します。

昨年に引き続き、今年も年間行事のお手伝いとして“おいもほりの係り”となりましたので付き添ってきました。

昨年はよっくんの見守りも多少兼ねていたのですが、

今年はよっくんとは少し距離のあるところの配置だったので、ほとんど気に掛けることができませんでした。

それでも終始、よっくんなりのペースでやるべきことをやっていたようで安心しました。

私がいても特に私のところに来ることもなく、要望があればきちんと先生に話していました。

ただ、おいも畑にはやはりよっくんの心を引きつけるものも他にあったので、自分のすべきことが済むと、あっちこっちにフラフラ出かけてしまうことはありました。

それでも自分のクラスからは離れない程度で、許容範囲の中での行動でした。


行き帰りは園児の安全に気を配ったり、おいもが掘れていない子が居ないか見てあげたり、最終的に園児達が持ち帰るおいもの分量を均等に分けたり、先生方のお手伝いなどもいろいろ・・・

数時間のお手伝いでしたが、どっと疲れてしまいました。

そして幼稚園が終わり、よっくんが家に帰ってきてからも、おいもを天日干ししたり、泥だらけになった靴や鞄を洗ったり忙しいまま・・・

せっかくなのでよっくんと一緒にスイートポテトをおやつに作ったりもしました。

慌しい一日でしたが、とても充実した年間行事の一つでもありました。

子どもって、ほんとどの子も純粋無垢で可愛いですよね~。

みんな可愛くって、ついつい余計に声をかけてしまうことも・・・


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おしまい。





幼稚園最後の運動会も無事に終わりました。

よっくんはこちらの期待以上にしっかりと頑張っていました。

特に毎年、年長さんが披露するパラバルーンは見ている人みんなに大きな感動を与えてくれるものでした。

みんなと動きもタイミングも合わせなくては成立しないわけですから、その完成を見るまでは心配と不安があったのですが…

よっくんは動きの順番を少し間違ってしまった場面があったようですが、自分でそのことにも気付ききちんと周囲に合わせていました。

縄跳びリレーでは、ぎこちない動きのなか一生懸命に取り組んでいました。

右手の甲に“すないじりはしない×”のおやくそくを書いたので、開会式・閉会式も座り込むことなく年長さんらしい姿勢で望んていました。

競技の待ち時間はプログラムを見ながら、見通しを持って上手に待つこともできました。

事前の私達のしつこいくらいの励ましにも「頑張るにきまってるさ~」とウンザリ気味に答えていて・・・

本当にそんな感じで、当日は先生のサポートはなく(もちろん私の付き添いもなく)いつでも自信に満ちた表情を浮かべていました。

何より、よっくんが運動会を楽しんでいたのが良かったです。

年少・年中の運動会ではそこが大きく違います。

種目もよっくんが頑張れる楽しいものだったので余計でしょう。

出番や見せ場も多く、幼稚園生活最後の運動会は年長さんが大きく活躍できる内容のもので、そんな年長さんの逞しい成長の様子が毎年保護者の目を引きます。

“年長さんマジック”です。

山梨から来てくれた実家の両親にも、集団の中で成長したよっくんの姿を見せることができ本当に良かったです。

よっくんはいっぱいいっぱい褒めてもらえました。

また、運動会が無事に運営できるよう先生方や役員や保護者の方の精一杯のバックアップがあり、そんな中で成功を収めた運動会は素晴らしかったです。


二年半の成長の著しさを思うと非常に感慨深いものでした。

大変よくできました!!(はなまる)


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