fc2ブログ

よっくんうちゅうのたび

一人息子の“よっくん”(6歳)は高機能自閉症と注意欠陥多動性障害を抱えています。

よっくんは年長さんになれること(=幼稚園では一番のお兄さん)を随分楽しみにしてきてはいたのですが・・・

春休み後半は、幼稚園の始まりに向け本人の中での“憂鬱なカウントダウン”(見事に正確なカウントダウンです)のカウンターが少なくなってきていることに不安を抱えているようでした。

よっくんが年長さんになれることを楽しみしていると捉えていたこともあって、この春休みは“それじゃ年長さんになれないんじゃない??大丈夫?”なんて言う後ろ向きの声かけをしてしまうこともありました。

私自身も、実際今までと同じ方法ではうまくいかないことへの焦りと不安があり、そんなストレスも強く感じてきました。

おそらくそのような状況も受け・・・
このところよっくんの具体的な変化としては、お漏らしが増えていました。

年中さんの終わり頃から、幼稚園で毎日漏らしてしまったパンツのお持ち帰りがあり、担任の先生からも気になる点として告げられていました。

お漏らしも治る気配が見られず、どうしてできることをやらないの?と、私はよっくんが早めにトイレに行かないことへの注意を示し、やはりここでも「年長さんでお漏らしてたら恥ずかしいよ??」なんて言葉を投げかけたりしていました。

そして、最近は突然私のことを叩いたりすることもあります。

発達障がいともわからず、よっくんの行動がまったく理解できない頃は、お尻を叩いて叱ることも何回かありました。

でも今では、よっくんを叩いて叱ることはしていません。

普段から癇癪でも何でも“お口で話しなさい”と教えているにも関わらず、どうして突然そんなことをするようになったの??とただやりきれなさを感じます。

そんなこんなで、本当に最近はどうしていいか悩むばかりです。

春休み、楽しいことも多くありましたが、終日を過ごすのは私とよっくん、いつでも一緒ですからいいことばかりではありません。

それでもこうして私は自分の悩みや思いを訴えることができ、周囲からのアドバイスや励ましを受けることができ、何とかヒントは得られます。

けれども、よっくんはそうではありません。

わかっている様でわかってあげられていないよっくんの抱えている内面の深さや複雑さ、適切な方法で表出できないもどかしさなどがあると思うと、親である大人である母親の私がもっとしっかり見て受け止めてあげなければいけないな・・・と振り返れば反省の多い毎日でした。

そしてこの時期の季節の変わり目を過ごすのが、こんなに難しいと思うことはこれまでにありませんでした。

子どもの成長で、こんなにも神経を遣って接してあげなければならない時があるなんて知りませんでした。

なのに私は無神経で、いつも通りで、ちょっと甘かったなと思っています。

明日からはいよいよ年長さんとしての新学期を迎えます。


あれこれと求めることは小出しにしていき、とにかくよっくんが楽しい気持ちで幼稚園生活が送れるように温かく見守ってあげたいと思っています。

そういう思いを本人にも伝えてあげたいと思います。

あなたはあなたで良い、そのままのあなたは素晴らしい、そんなあなたが大好きだ。

よっくんがよっくんらしく、人生をめいっぱい楽しんでいけるように・・・

よっくんを育てていく上での思いの原点も忘れることなく、です。








スポンサーサイト